プログラムについて


本プログラムは、米国8大学、アジア諸国8大学、そして中心となる鹿児島大学の3極連携を構築し、鹿児島の自然環境や地域社会をフィールドに、地理的最端性や文化的境界性を特徴とする課題解決型リサーチ・プログラムを開発し、オンライン協働学習(COIL)等によって世界的な課題や地域社会の持続可能な発展に取り組むとともに、鹿児島の魅力を発信して特に米国との双方向交流を増加することを目的としています。プログラムは、「大学の世界展開力強化事業ーCOIL型教育を活用した米国との大学間交流形成支援」として2018年度に採択され、同年9月に開始しました。

本事業の特徴は、①鹿児島の地の利を活かした魅力的な受入プログラムの開発、②グローバルな視点で地域課題に挑戦し、新たな価値の創出、③国際協働で多極化時代の新たな秩序の構築、④COIL型教育の活用です。

プログラムには、9つのコースがあります。

  1. 日本文化論
  2. 島嶼へき地医療
  3. 臨床獣医学
  4. 食料生産
  5. 食の安全
  6. 食と健康
  7. ナノバイオ
  8. 環境建築デザイン
  9. 初級コース

それぞれのコースの中で学生たちは連携大学を訪問し、協働研究を行います。コースの重要なポイントは、連携大学間での共同授業にオンライン技術を使用していることです。これは、COIL(オンライン国際協働学習)と呼ばれる手法を用いた、新しく確立された国際学習のスタイルです。COILのクラスでは、各コースで3つの連携大学が一つの授業を共有し、意見を交換します。これにより、学生たちは異なる場所にいながら海外研修に行く前後において協働作業に従事することができます。

5年間のプログラムの終了時には、鹿児島大学により多くの留学生が集まることが期待されています。大学だけでなく、地域社会全体がよりグローバル化していくことでしょう。このプログラムを通じて、大学が中心となって鹿児島の開かれた包括的な地域作りを進めていきます。


馬場昌載
馬場昌範
理事・副学長
(研究・国際担当)
鹿児島大学は、日本の本土最南端に位置しており、活火山や海、多くの島々を含む、環境豊かで多様性に富んだ地域です。鹿児島は、150年以上前に海外の異文化を日本に紹介し、近代日本の確立に貢献した多くの若者を輩出したことで知られています。鹿児島大学の提唱した「米国から鹿児島、そしてアジアへ-多極化時代の3極連携プログラム」は、大学の世界展開力強化事業の一つとして文部科学省より採択されました。このプログラムでは、アメリカ、アジアそして鹿児島の大学間における三極連携関係の構築を目的としています。 鹿児島大学は、協定校間の学生交流を促進し、鹿児島の特色をアピールし、協働研究・教育を通じて地球規模の課題に共に取り組みます。